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現代編・木之元神社

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八坂・八幡・山神社


本町一丁目(2002年・天神社当番町)

 今から65年前、着工から3年かけて完成。昭和12年(1937年)の祭から使用され、時代が変わっても町内の宝として引き継がれている。
 総ケヤキ造りで、これ以上手の込んだものは出来ないといわれるほどの繊細かつ勇壮な彫り物が特徴。正面にある龍の彫り物は、鱗の部分など細かいところまでしっかりと施されていて、その表情は迫力たっぷり。
本町一丁目本町一丁目本町一丁目

本町二丁目(2001年・天神社当番町)

 昭和9年(1934年)に現在の型になったといわれ、全体から歴史の重みが伝わってくる立派な屋台だ。
 京都からの流れを意識して造られた屋台の正面には、優雅にはばたく二羽の鶴の彫り物が施されているほか、欄間彫刻にの右側には鎌倉武士の鏡として知られる青砥藤綱(あおとふじつな)の逸話から「倹約の大切さ」が、左側には「太平記」に記された足利尊氏との決戦に出向く楠正成とその子、正行(まさつら)が別れの悲しみに涙をこらえる場面から「親子の愛」がそれぞれ描かれている。

本町二丁目本町二丁目本町二丁目
 右は平成8年度屋台修復工事の図面
本町二丁目
 欄間彫刻の詳細はこちら


本町三丁目

 迫力ある顔でにらみをきかせる「鍾馗(しょうき)さん」が特徴。厄病神を追い払う魔除けの神として、同町のシンボルとなっている。
 現在の鍾馗さんは二代目。昭和29年(1954年)に製作された当時から乗せられていたものは、長年の使用により破損。その後、10年間ほど鍾馗さんは姿を見せなかったが、住民の強い願いもあって復活。以後祭の名物の一つとして、見物客の人気を集めている。

本町三丁目本町三丁目

宮町

現在の山車はおよそ45年前に製造されたもので、台はケヤキ、上の屋台の部分はヒノキ造り。
 宮町の山車の一番の特徴は、最上部でにらみをきかせる白髪の歌舞伎人形。「鏡獅子」と呼ばれる子の人形は、現在で三代目。身長170cmと大人ほどの大きさで迫力満点。人形を含めた山車の高さは、20町内でも一番になる。
宮町宮町

大和町

朱色が目に鮮やかな大和町の屋台は、製作年月日、制作者とも不祥。しかし、60年以上前から使っているそうで、屋台の中でもかなり古い部類に入る。
 昔は屋根の部分が紙でできていたという。そのため雨がふると、屋根が抜けてしまったというエピソードも。
 装飾は、正面に鳳凰、屋根の上には鬼の彫り物が施されている。
大和町大和町

幸町

天神社の「梅鉢」の紋の付いたちょうちんが前面に並ぶシンプルな屋台は、幸町。
 昭和30年代に製作されたものだが、当時は上の屋台の部分がなく、台だけだったが、ほかの町内に見劣りしないよう、昭和63年(1988年)に木曽ヒノキ造りに屋台が乗せられた。
 設計、施行から内部の装飾まで、天神社の関係者が行ったという、まさに「手作り」の屋台は、小さいながらも存在感がある。
幸町幸町

南町(2003年・天神社当番町)

 昭和60年(1985年)に、小笠郡大東町の宮大工の手で製作された、総ケヤキ(赤)の南町の山車。本町一丁目の山車を参考にしたそうで、前面の龍の彫り物など共通点も多い。
 2000年には金色の獅子頭がまぶしい獅子舞を新調。法被(はっぴ)の柄で反物を作るなど、細部にこだわった獅子舞は、青年が交代で演じる。「5分も踊れば汗だくになる」という熱演は、時には山車の上で、時には山車を先導しながら披露される。

南町南町南町

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協力 吉原祇園祭実行委員会・吉原祇園祭五社青年長会議・富士商工会議所富士ニュース社

制作 NPO東海道・吉原宿
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